2018年4月10日火曜日

【「任せる」と「ケアする」】

こんにちは。
社長の社外女房役、
聴く力コンサルタントの安田剛です。



1社経営するだけでも、大量のやる
べきことに、1日が48時間欲しいと
思う方も多いのではないでしょうか?

一方で、会社を複数経営していながら
いつも笑顔でゆとりを感じさせる
社長もご存知かもしれませんね。

私はサラリーマン時代の最後、8
経営することになる社長の下で
8年間働いていました。

入社したタイミングはこの社長が
2社目をスタートするとき。

営業マネージャーに始まり、経営
コンサルタント事業部の立ち上げ
から、会社が増えていく中で、重い
クレーム対応や、社長が試したい
ことの実戦部隊を担ったりして
いました。

この時の社長が、優れていたと
感じた部分は、各部署のリーダーに
基本的には任せた上で、ケアはマメで
怠ることがなかったということ。

この「任せる」と「ケアする」の
バランスが絶妙でした。

もっと言うと、結果を出す為に、
手綱を締める部分と、リーダーが
気持ちよくできるよう、自由度を
高める部分のさじ加減がお見事
でした。

この「ケア」には、進捗状況を確認し、
適切なフォローをすることと同時に、
リーダーが気持ちよく仕事ができる
よう配慮することが含まれて
いました。

経営の神様と言われた、松下
幸之助翁は、リーダーを厳しく
叱った翌朝早くに、「気持ちよう
やってるか?」と電話を入れる
ことがあったそうです。

人を育てる上で、「任せる」ことは
欠かせません。と同時に、進捗を
見守りつつ、心の声を聴きながら、
気持ちよく仕事できているかに
配慮することが大切。

この「任せる」と「ケアする」の
バランスを試行錯誤しながら、
最適な形で人を育てることが
できますように!


“社員の幸せを願う社長”の幸せを
トコトン応援する
聴く力コンサルティング


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