2015年11月3日火曜日

社長の武器になる聴く力 その4


こんにちは。
社長の社外女房役
「聴く力コンサルタント」の安田剛です。
 
しばらくぶりですが、今日は、『社長の
武器になる聴く力6つの構成要素』その4.
 
【相手の本来の課題を汲み取ることが
できる】

人を大切にする社長とそうでもない社長
との違いは、社員のちょっとした変化の
兆しに気付けるか否か。
また強み弱みを見つけるセンサーが鋭敏か
否か。
 
日頃からそういう目を養っていると、社員が
問題に直面した時、表面化した問題の裏に
秘められた本質的課題の存在に気付き
やすくなります。
 
それは、社員がどんな意図を持ってその
行動をしたからその現象が引き起こされた
のか?
 
意図を確認しようとする姿勢が問われます。
それも、「見張る目」ではなく、「見守る目」
で。
 
そんなつもりはなくても一度問題を起こした
社員に対しては無意識に「見張る目」に
なりがち。

この見方だとその社員に疑いの心を持って
見てしまうので、善意の意図があったと
してもそこを汲み取ることはできません。
何か問題が発生した時こそが、その社員の
成長を促すチャンス。
 
その時、本人は何に気付いていて何に
気付いていなかったのか?
何を考えどう行動したのか?
 
攻め咎める姿勢ではなく、成長を導く
気持ちで丹念に「聴く」ことでその社員の
傾向がわかり、次のステップを示すことが
できます。
 
大切なのは、その社員を「見守る目」で、
普段どんな思考、行動、判断のクセがある
のか観察していること。
その上で、直面している問題がその社員に
とってどんな成長につながる機会となる
のかという視点を持つこと。
 
本人の気付いていない観点を見つけ出し、
それを社員の成長につなげる目線で
伝えることで、本人も自分自身の本質的
課題に気付きやすくなります。
 
本来の課題を汲み取る為に一歩踏み込む
「聴く」を恐れずトライされることをオススメ
します!
 
あなたのチャレンジを応援しています!